健康

病気になったら生活習慣を見直そう

      
医原病―「医療信仰」が病気をつくりだしている (講談社プラスアルファ新書)

著者:近藤 誠

医原病―「医療信仰」が病気をつくりだしている (講談社プラスアルファ新書)

「医原病」というタイトルを見て衝撃的なタイトルだなと思って
手にしてみた。

本当に薬は必要なのか。
本当に検査の結果から手術は必要なのか。
健康診断で正しく健康と異常を分けられるのか。
現代の医療のあり方に疑問を投げかけているのが本書。

あずま歯科医院にも十数種類の薬を飲まれている患者さんが
いる。必要な薬が選ればれて出されているとは思うが、もし
必要のない薬が出されていてそれが新たな病気を生み出す
結果になれば、これはまさに「医原病」と言わざるを得ない。

今の保健医療制度では病名がついて初めて処置、投薬が行え
るようになる。
医者の側はとりあえず診断名を付け、症状があるからとりあえず
薬を出す。患者側は何かをしてもらいたいという気持ちがあるから
そうしてもらうと「病院に行った」という気になる。

医原病を作らないためには医療者側も患者側もそのような症状
になった原因をお互いにしっかり考えるべきであろう。
患者側も受動的に受診するのではなく自分の生活習慣などの
情報を積極的に医師に伝え、医療者側はその情報から原因を
探り適切なアドバイスをし、必要且つ身体的な負荷のより少ない
最適な治療方法を選択するべきだと思う。

歯科においてはむし歯や歯周病は食生活を含んだ生活習慣に
よるところが多い。患者さんひとりひとりの生活習慣から原因と
なる事柄を探って適切なアドバイスと処置をする。
決して医原病の元となる様な処置をしてはならない。

大阪府堺市堺区 歯科 あずま歯科医院 院長

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